「絵本の読み聞かせ」で父親が子どもと関係を築く方法

健康・趣味

父親は、子どもにとって最も重要な存在の一人です。

父親から愛情とサポートを受ける子どもは、自信に満ちた、幸せな人生を送る傾向があります。

しかし、父親と子どもの間で良い関係を築くのは、簡単なことではありません。

仕事や家事などで忙しく、子どもと過ごす時間が少ない父親も少なくないでしょう。

また、父親と子どもの性格や価値観が異なったり、コミュニケーションがうまくいかなかったりすることも、良い関係を築くのを難しくします。

子どもが懐いてくれない

寝かしつけがうまくできない

そんな悩みをお持ちのお父さんは「絵本の読み聞かせ」をして子どもとの関係構築をしてみてはいかがでしょうか?

ケンさん
ケンさん

僕には小学生と幼稚園生の娘がいます。

この記事では娘が生まれてから小学校に入学するまでに実践して親子関係の構築に効果があったと感じる「絵本やお話の読み聞かせ」についてご紹介します。

この記事で分かること

・子どもが父親になつかない理由
・読み聞かせのコツ
・年齢別のオススメの絵本

なぜ子どもが父親になつかないのか?

この記事をご覧のお父さん達は子どもを愛しているけど上手くコミュニケーションが取れないとかなにをするにも「ママがいい!」と言われてしまうといった悩みを抱えているであろうと思います。

子どもはなぜ父親になついてくれないのか!?

理由はいろいろあるかと思いますが主に以下の理由考えられます。

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父親が仕事で忙しく、子どもと過ごす時間が少ない。

そもそも子どもと関わる時間がじゅうぶんに取れていない可能性があります。

しかしこれは働いているお父さんからしたら仕方のないことです。

男女平等、共働き、男も育児をする時代といっても、まだまだ稼ぎ頭は父親という家庭は多いです。

母親と比べると父親が子どもに関わる時間が少なくなってしまうのは致し方ない部分もあるでしょう。

ですが忙しいを理由にせず、「なるべく子どもと関わろう」「家事や育児をしよう」という姿勢は忘れてはいけませんよ。

家族を想うその気持ちは子どもと奥さんに伝わり、家庭に良い影響を与えるものなのです。

父親と子どもの性格が合わない。

父親と子どもの「性格の不一致」が原因でこどもがなついてくれない可能性があります。

例えば、子どもは几帳面なのに父親はガサツだとか子どもは引っ込み思案なのに父親はグイグイいくなどです。

これでは子どもが父親になつかないのも無理はありませんね。

お父さんは子どもをしっかりと観察し、その子の好き嫌いや得意不得意などの個性を理解した上で子どもと向き合うようにしましょう。

また、奥さんとコミュニケーションを密にし、アドバイスをもらうのもとっても大切です。

父親が子どもの期待に応えられていない。

「父親が子どもの期待に答えられていない」とは、子供が父親に期待していることを父親ができていない、または子どもが父親に期待していることを父親が理解できていないことを意味します。

例えば、遊んで欲しいのに相手をしてくれないとか褒めて欲しいのに褒めてくれないといった具合です。

子どもが父親になにを期待しているかを考えて実行に移すことが大切ですよ。

読み聞かせで父子の関係を構築する

僕も子育てを始めた頃は、子どもが一緒にお風呂に入ってくれなかったり、寝かしつけができなかったりとうまくいかないことがたくさんありました。

やっぱりママじゃないとダメなのか…と心が折れかけた時もありました。

長女が1歳を過ぎた頃から本格的に絵本の読み聞かせをするようになりました。

初めは情操教育にいいだろうと思ってやっていたのですが、読み聞かせをしているうちに、日に日に子どもが僕に信頼を寄せてくれているという手応えを感じるようになったのです。

ケンさん
ケンさん

絵本の内容も大切ですが、父親である僕の声や話し方をたくさん聴かせるというのがポイントだったのかもしれません。

読み聞かせのコツ

せっかく絵本を読むなら子どもに楽しんで貰いたいですよね!

ここからは絵本を読むときのコツをご紹介しましょう。

子どもの興味を引く絵本を選ぶ。

子どもの興味を引く絵本を選ぶことで、子どもは読み聞かせに集中することができます。

絵本を選ぶ際には、子どもの年齢や好みに合わせて選ぶようにしましょう。

記事後半では僕が読み聞かせをして反応がよかった絵本もご紹介していますので、ぜひご覧下さい。

絵本を読みながら、表情や声のトーンを変えて、子どもの想像力を膨らませる。

絵本を読みながら、表情や声のトーンを変えることで、子どもは絵本の世界に入り込んで楽しむことができます。

例えば、動物の絵本を読む場合は、動物の鳴き声を真似したり、登場人物の感情に合わせて声のトーンを変えたりしましょう。

早口になったり、恥ずかしがったりしないように注意してください。

子どもの質問に答える。

子どもが絵本について質問してきたら、答えてあげましょう。

子どもは、読み聞かせを通して、さまざまなことを学びます。

子どもの質問に答えることで、子どもの学びを深めることができます。

また、父親が子どもの期待に応えることにもつながりますから質問には優しく答えてあげましょう。

読み終わった後、子どもと一緒に絵本の内容について話す。

読み終わった後、子どもと一緒に絵本の内容について話すことで、子どもの理解を深めることができます。

例えば、子どもに「絵本の中で、一番好きな場面はどこ?」「絵本の中で、一番印象に残った場面はどこ?」などの質問をすると、子どもは絵本の内容について詳しく話してくれるでしょう。

読み終わりは子どもとコミュニケーションをとるチャンスですよ!

読み聞かせを聞いてくれない時の対処法

読み聞かせを嫌がったり、落ち着かなかったりして聞いてくれないということもあるかもしれません。

そんなときは奥さんに協力してもらいましょう!

奥さんに子どもを抱っこしながら聞いてもらったりするなどして、とにかく子どもが落ち着いて、安心できる環境を整えてあげることが大切です。

ケンさん
ケンさん

僕も寝る前の読み聞かせの時は奥さんに手伝ってもらっていました。

ベッドの中でふたりに聞いてもらうのです。

そのうち奥さんがいなくても寝室に行ってくれるようになりました!

我が家で人気だったオススメの絵本

続いては我が家で人気だった絵本を年齢別にご紹介します。

僕の子どもは女の子です。

ぜひ参考にしてみてください。

だるまさんシリーズ【0歳~3歳】

意外な動きをするだるまさんに子どもは大ウケ!

予測不能なだるまさんに釘付けです。

だるまさんの動きを子どもと一緒にやるのもとっても面白いですよ!

あかちゃんのあそび絵本シリーズ【0~3歳】

あかちゃんのあそび絵本シリーズはもはやテッパン!

全14巻あって、トイレトレーニングやあいさつなどを遊びながら教えることができます。

「ぎゅうってだいすき」では子どもと抱きしめ合ってスキンシップが取れますし、「ごあいさつあそび」では大きな声で挨拶を学び、「うんちできるかな」では子どもが大好きなうんこで大盛り上がり!

我が家もこの絵本がとっても役立ちました!

ちいさなちいさなポコポコ絵本シリーズ【3歳~5歳】

可愛らしい小さなキャラクターの「ポコポコさん」がいろんな世界を冒険する物語です。

可愛らしい絵とほっこり平和なストーリーが子どもたちに人気でした。

カラフルな色使いも子どもたちの感性を刺激してくれていると思います。

おとなになったら?【3歳~5歳】

いろんな動物の子どもから大人になる様子を描いた絵本です。

3~5歳くらいになると、幼稚園や保育園で「大きくなったら何になる?」ということを考える機会が増えました。

そのくらいの年代の子どもに刺さるのかな?と思います。

動物に対する興味・関心が高まって動物園や水族館にお出かけするきっかけにもなります!

あと絵が可愛いです。

パパ、お月さまとって!【3歳~5歳】

娘に「月が欲しい」とお願いされたパパがお月さまを取りに行くお話です。

星や月に興味を持ち始めたころにヘビロテしていました。

仕掛け絵本にもなっていて子どもの興味を引く内容になっています。

パンダ銭湯【3歳~5歳】

パンダの親子が銭湯に行くお話。

パンダの黒い部分は服だった!?
絵もコミカルで子どもたちに大ウケでした。

お風呂嫌いな子に読んであげると良いかもしれませんね!

100万回生きたねこ【5歳~】

言わずと知れた不朽の名作。

娘はストーリーを理解できるようになってくるとこういう本が好きになりました。

実は2娘が歳くらいの時にこの本を買って読み聞かせをしたのですが、全くウケませんでした。

今ではこの本が大好き!

ストーリーに対する考察や感想も深くなって、子どもの成長を感じる瞬間でもあります。

なまえのないねこ ねこはるすばん【5歳~】

猫が主人公の作品。

「なまえのないねこ」は主人公である野良猫が自分の名前を探して街を歩くお話です。

名前がある猫に出会いながら、野良猫が欲しいのは「名前」ではなくて「名前を読んでくれる人」なのだということに気づきます。

大人が読んでもグッとくる作品です。

「ねこはるすばん」は飼い主が出かけたあとの猫が一体なにをしているのか!?というお話。

こちらはコミカルな絵本です。

我が家の娘は猫が好きなので、猫関連の絵本が多いです。

猫アレルギーなので本物とは触れ合えませんが(涙)

子どもが寝る前に読んであげたい365の短いお話【全年齢】

寝る前に間接照明だけの寝室でこの本を読んでいます。

一日一話読んであげることで子どもの「心の成長」を促してくれます。

初めは妻と子どもでベッドに入ってもらい読み聞かせをして、その後妻に寝かしつけをしてもらっていました。

何度か繰り返すうちに、子どもの方から「パパ、寝る前にお話読んで!」と言ってくれるようになりました。

「ママはまだ忙しくてベッド行けないけどいいの?」と聞くと「いいよ!」と答えてくれるように!

ママがいなくてもスムーズに「読み聞かせ→寝かしつけ」ができるようになりました。

この変化にはとても驚いたし、嬉しかったです。

絵本選びに迷ったら「絵本の定期便」を利用してみよう!

我が家で人気があった絵本をご紹介しましたが

・絵本選びに自信がない
・年齢に合った本を選べるか不安

など悩みなら「絵本の定期便」を利用してみるのもアリ!

毎月定額でお子さんの年齢や興味関心の合った絵本を配送してくれます。

出典:WORLDLIBRARY Personal

絵本の定期便「WORLDLIBRARY Personal」は

・毎月1,300円の定額
・お子さんの年齢に合わせた本をプロがチョイス
・世界の絵本があるので、世界の文化や多様性に触れることができる(海外の絵本を翻訳)
・仕掛け絵本が充実
・お誕生月には、特製バースデーカードとラッピング仕様でお届け

など嬉しいポイントがいっぱいですよ!

\絵本の定期便 詳細・申込はこちら/

最後に

子どもが幼い頃から本に触れる機会を多く作るように心がけてきました。

小学生になった今ではなかなかの読書家に!

字も読めるようになったのでうちにある本や図書室で本を借りてきて読んでいます。

そして、本は子どもの成長を促してくれるだけではなく、親子関係の構築にも一役買ってくれます。

特に子どもと良好な関係を築きたいと思っているお父さんは、ぜひ絵本の読み聞かせをしてみてくださいね!

きっとお子さんもお父さんの気持ちに答えてくれるはずですよ!

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