「インサイド・ヘッド2」は、前作に引き続き、私たちの心の奥底をユニークな視点で描き出した素晴らしい作品でした。
成長していくライリーの心の変化を、感情たちがコミカルかつ感動的に表現しており、大人も子供も楽しめる内容となっています。
※ちょっとしたネタバレがあります!ご注意ください
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ケンさん(アニマルトレーナー)
アニマルトレーナー歴15年。
行動分析学を応用した近代トレーニングを実施しています。
「行動分析学は世界をより良くする」と信じ、日々発信しています。
物語の大筋
この物語の主人公であるライリーは13歳になり思春期突入。
ライリーの中にはヨロコビやカナシミといった前作のキャラクターの他に、新たな感情が芽生えます。
シンパイ、イイナー、ハズカシ、ダリィです。
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思春期に入ったライリーはヨロコビやカナシミといった感情だけでは周りとうまくいかなくなってしまったのです。
そこでシンパイがライリーを守るべく、ヨロコビたちを追放してしまいます!
感情がぐちゃぐちゃになってしまったライリーは「自分らしさ」を見失うことに。
すると周りともうまくいかなくなって・・・
ライリーは自分らしさを取り戻すことができるのか⁉
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個人的な感想
成長するにつれてヨロコビは少なくなっていく。
ポジティブな感情は減っていき、心配や嫉妬、羞恥心などのネガティブな感情が行動をコントロールするようになる…
非常に悲しく残酷ですが、リアルなその表現に共感しました。
その中で、ライリーが自分の感情と向き合い、成長していく姿は非常に感動的です。
特に、ヨロコビが「ずっと前向きでいるのが辛い」と打ち明けるシーンは、心に深く残りました。
この作品は、自分自身と向き合うきっかけを与えてくれる、そんな温かい映画だと思います。
思春期だった大人たち
これから思春期を迎える子どもたち
それを見守る役目を課された親御さんたち
全ての年代の人が楽しめる作品だと思います!
この記事が少しでも「インサイド・ヘッド2」を見るきっかけになれば嬉しいです。
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