突然の災害に備え、日頃から防災グッズの準備はしておきましょう。
今回は、被災時に役立つ家電を5つに絞って解説します。
それぞれの家電の特徴や選び方、注意点などを詳しく解説していきますので、ぜひ防災の準備にご活用ください。
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ケンさん(アニマルトレーナー)
アニマルトレーナー歴15年。
行動分析学を応用した近代トレーニングを実施しています。
「行動分析学は世界をより良くする」と信じ、日々発信しています。
1. ポータブル電源:停電時でも安心の電力供給源
ポータブル電源は、持ち運びが可能な大容量バッテリーのこと。
スマートフォンやタブレット、照明器具などの充電はもちろん、小型家電製品を動かすことも可能です。
メリット
- 停電時でも家電製品が使える
- ソーラーパネルと組み合わせれば、無料で電力を生成可能
- アウトドアでも活用できる
デメリット
- 高価なモデルが多い
- 充電時間が長いものもある
選び方
- 容量: 充電できる回数や、使用したい家電の消費電力に合わせて選ぶ
- 出力ポート: 充電したい機器に対応したポートがあるか確認する
- 重量: 持ち運びやすさを考慮する
- メーカー:JackeryやPowerArQなどの信頼性のあるメーカーを選ぶ
2. ウォーターサーバー(ボトル交換型):清潔な水を手軽に
ウォーターサーバーは、大容量の水を常備でき、ボタン一つで温水や冷水が使える便利な家電です。
ここで注意してほしいのは防災グッズとしてのウォーターサーバーはボトル交換型のもの!
ボトル交換型のウォーターサーバーは、定期的に水が送られてくるので、常備水として使えます。
ローリングストックにもってこいなのです!
普段食べているものを少し多めに買っておき、古いものから消費しながら、新しいものを補充することで、常に一定量の食料を備蓄しておくこと
メリット
- 清潔な水をいつでも飲める
- 調理にも使える
- コンパクトなモデルもあり、置き場所を選ばない
デメリット
- ボトル交換の手間がかかる
選び方
- 水の種類: ミネラルウォーターなど、好みの水を選べる
- サイズ: 設置場所に合わせて選ぶ
- 機能: 温水・冷水だけでなく、お湯が出るタイプもある
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3. ラジオ:情報収集の必需品
ラジオは、災害時に役立つ情報収集手段の一つです。
電池式なので、停電時でも使用できます。
メリット
- 電源がなくても使える
- 最新の災害情報を入手できる
- AM放送とFM放送に対応しているものが多い
デメリット
- テレビやインターネットに比べて、情報量が少ない場合がある
選び方
- 電源: 乾電池式、手回し充電式など
- 機能: AM/FM受信、防災機能(懐中電灯など)
4. ガスストーブ:冬の防災には必須!
ガスストーブは、カセットボンベを使用するため、ガスが供給されていなくても使用可能です。
また、電池式のため停電時にも役立ちます。
メリット
- 暖まりが早い
- 乾燥しにくい
- 停電時にも使える
- コンパクトで持ち運びしやすい
デメリット
- 一酸化炭素中毒の危険性がある
- 火災の危険性がある
選び方
- 火力: 使う部屋の大きさを想定しておく
- 安全性: 転倒防止機能など、安全機能が充実しているものを選ぶ
5. IHヒーター:安全で効率的な調理
まとめ
IHヒーターは、電磁誘導を利用して鍋を直接加熱する器具です。
ポータブル電源と併せて持っておけば、災害時の強い味方になるでしょう。
メリット
- 高温になる部分が少なく、火傷の危険性が低い
- 調理時間が短縮できる
- 掃除がしやすい
デメリット
- IH対応の鍋が必要
- 停電時には使用できない
選び方
- 火力: 調理したい料理に合わせて選ぶ
- 機能: タイマー機能、保温機能など
まとめ
災害時に役立つ家電を紹介しましたが、これらの家電をすべて揃える必要はありません。
ご自身のライフスタイルや住環境に合わせて、必要なものを選びましょう。
大切なのは、日頃から防災意識を持ち、いざという時に慌てずに対応できるよう準備しておくことです。
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